未分類

湿布で腰痛は治るの?腰痛マットレスを使う前に知りたい湿布の本当の効果とは

腰が痛くて病院に行くと、かなりの高確率で湿布薬を処方されますよね。
湿布を貼ることで腰痛を治療することは、本当に意味があるのでしょうか。

冷湿布と温湿布の違い

湿布薬には2種類あり、患部を冷やす「冷湿布」と、患部を温める「温湿布」です。
まず結論から言うと、どちらの湿布もその効果はほとんど無いということですね。

それでは冷湿布から考えていきましょう。
患部を冷やすという行為は、筋肉が炎症を起こして熱を持っている部分を冷やすということです。
冷湿布で冷やせるのは皮膚の表面程度で、皮膚のまだ下にある筋肉までは冷やせていないのですね。

本当に筋肉を冷やしたいのであれば、氷や冷えた保冷材をビニール袋に入れて患部に当てるアイシングが良いですよ。
また、野球選手がデッドボールを受けた時等に使うコールドスプレーも効果的です。
どちらも長時間続けると凍傷になるので、一時的にしか使用できません。

次に温湿布ですが、貼ると皮膚の表面がヒリヒリとして温められていると思いますよね。
あのヒリヒリの正体は、唐辛子等に含まれているカプサイシンという成分です。
実際、温湿布を貼った患部の皮膚は温められているわけではありません。

もし患部を温めることが目的なら、お風呂に15分ほど浸かり続けること。
他にはお湯を入れた湯たんぽを、低温やけどしない範囲で当てていることの方が効果的なのです。

湿布の本当の効果とは

冷湿布も温湿布も、冷やしたり温めたりという効果は期待出来ないことが分かりました。
それでは湿布は何の為に処方されているのでしょうか。

答えは湿布薬に含まれている消炎鎮痛剤という成分。
消炎鎮痛剤は、腰痛の激しい痛みを抑えることが期待出来るのですよ。
消炎鎮痛剤で、痛みの伝達物質であるプロスタグランジンという物質が発生しないようにします。
しかし、副作用として血流が阻害されることがあり、痛みは減りますが患部の修復は遅れてしまう可能性が指摘されています。

湿布薬は消炎鎮痛剤なので、痛みを抑えることが目的です。
患部を治すことが目的ではないのですね。
腰痛の根本的な解決として処方されているものではないという事を理解しましょう。

最近では消炎鎮痛剤の副作用が心配されていることも多く、湿布を勧めない治療院も多くなってきました。
湿布での痛みを抑えることよりも、腰痛の原因を取り除く為に、筋肉をほぐしたり生活習慣を指摘する事が大事とされてきているのです。
結局のところ、湿布は「気休め程度」と断言する治療者もいるくらいですよ。

しかし、湿布の効果は本当に「気休め程度」でしょうか。
いや、実際に「気休め」だったとしても「気」を「休める」ことは大事なことですよね。
病は気からとも言います。

湿布を貼ったから治る!
そういう風に自分に言い聞かせて、プラシーボ効果で腰痛を克服してしまう。
そんな効果も可能性としては、無きにしもあらずですよね。